最近お世話になっている
作編曲家のTACさんの定期無料セミナーに参加しました。
めちゃ珍しい「作詞」セミナーです。
以前の「作編曲セミナー」第1回についてはこちら。
書き忘れていて申し訳ないのですが
本セミナーにはサウンドウェア開発会社の
UVIが協賛されているとのことです。
それに関連するお話はまた後で…
ではセミナーについて簡易レポ。
①作詞は難しい?
作詞…(筆者もそうですけど)
やはり悩む人の方が多いようで。
作曲よりも悩む…ってのがほとんどらしく。
例えば…
一番は作れたけどフルコーラスできない( ノД`)
長すぎるメッセージが収まらない( ノД`)
などなど。
しかもアーティストまたは楽曲提供者によって
作り方のアプローチがそれぞれ違うこともあって
本やセミナーといった資料も全然ない。
ですが、今回は作り方のヒントを
教えてもらうことに(‘ω’)ノ
②一人称、二人称が表現するもの
まず関心があったのが「一人称、二人称」。
日本語には数多くの一人称、二人称があって
それによってその歌の主観の人物の性格や
そもそもどのアーティストかが
分かってしまうとのこと。
例えば…
Aiko⇒ほぼ間違いなく「あたし」
やしきたかじん⇒「うち」とか「あんた」
番外編で。
斎藤正義⇒好きだったん「だぜ」。
最近のアイドルはだいたい「ぼく」。
比較すると昭和ポップスの女性はほぼ「わたし」。
女性の立ち位置の変化の表れが表現されている?
一人称と二人称で表現できるのは
「歌い手と他者の距離感、立場」
②距離感の表現
Aメロ、Bメロ、サビで
距離感の違いを出すことで
分かりやすい表現が出来るとのことです。
例えば…
Aメロ…1メーター(物理的な身の周り、生活の様子)
Bメロ…0メーター(自分の心情)
サビ…100メーター(届かない場所にある)
もちろんこの距離感の区分の順番は
あくまで一例で、Bとサビを入れ替えても良いし
一部を抜いても良い。
ただし、距離感を一辺倒にすると
単調になりがちだったり、AやBの中で
距離感をコロコロ変えるとごっちゃになるので
このあたり、まずはセオリー通りの方が良い。
この距離感の表現方法には
トレンドがあって、年代によって大きく
手法が分かれるとの分析らしく。
80~90年代…抽象的、哲学的
00年代…日記、起承転結型
現在…何を書いて何を書かないか、抜きの手法
この抜きの手法については
現代の小説やアニメ作品でも言えるかな…?
③マインドマップを作ろう
いわゆる歌詞に使うワードの連想ゲーム。
例:花火の曲が書きたい、とします。
花火 | 夜空 | 星 | 星座 |
光 | |||
見上げる | 二人 | ||
顔を上げる | |||
淀川 | 水辺 | 流れゆく | |
夏 | 虫の声 | ⇒… | |
暑さ | 汗 | ||
海 | 寄せては返す | ⇒… | |
波音 | ⇒… | ||
こんな感じで連想ゲームをどんどん繰り返して
使うワードを掘り起こしていきましょう。
補足として、最近は人をキャッチするために
タイトルで意外性を持たせたり
何だそのワードの組み合わせは?っていう
いわゆるAKB手法みたいなのも有効との事。
補足
さて、セミナーはここまで。
で、さきほどこのセミナー主催の
TAC氏はUVIの協力を受けているという事で…
UVIのプレゼント企画の抽選があったんですが
なんと私当たっちゃいました。
YEAH!!!
あ、プレゼントの詳細が何なのかは
ここではあえて控えておきます…w
詳しくはセミナー講師の
TACさん(@composer_tac)に
きいてみてください。
また参加します!
そしてカレー食いに行きます!
以上!
あ、これセミナーと関係はないですが
友人からオススメされました。
後で買ってきます。