フェロー・アカデミー講座/実務翻訳BETA 学習開始!

フェロー・アカデミー講座/実務翻訳BETA 学習開始!
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ブログや仕事の変化をきっかけに

今更ながら改めて翻訳の勉強を

始めることになりました…!

フェロー・アカデミーが提供する

実務翻訳BETAを始めていきます。

フェロー・アカデミーと講座について

フェロー・アカデミーとは

東京で開かれている翻訳の専門学校です。

40年以上の実績と幅広い翻訳ジャンルの教鞭を

とっていること、アメリア・ネットワークと

いう会員システムによる翻訳業界との

コネクションを売りにしているそうです。

 

今回、私が学習するのは

実務翻訳ベータという名前の通信講座。

Basic Elements of Translation Arts

英語で「翻訳技術の基礎」を指し、

頭文字をとってBETAとしています。

 

今回は契約期間6ヶ月の中で自由に

スケジュールを立てて課題を

こなすことの出来る『速習コース』を

選択しました。空いてる時間、

忙しい時間を考慮しながら

勉強できるのは良い事ですね。

 

なぜ今、翻訳の勉強をするか

今回の受講を決めたきっかけは

上述のように私の今の仕事の環境の変化。

そして、このブログを通じてさらに様々な

英語文書を目に触れ、日本語にするようになり、

翻訳をすることでの『原文のメッセージ性を

より明確にするためにはどうすれば良いのか

という疑問を持ったことにあります。

 

そのためには和⇔英のための

シソーラス(類語)やルールを学んで

原文のメッセージをより伝えるには

どのような言いかえが出来るかを

学習していきたいという考えです。

 

翻訳に必要なことを今一度考える

メーカー勤務で和⇔英の文書翻訳と

技術通訳を行ってまだ3年なので

全くビギナーレベルではありますが、

自分なりに考えた翻訳/通訳の秘訣は…

通常の英語学習で習得できるものとは

異なるというのが私の理解です。

 

必要なのは言語の構造に違和感なく、

かつ原文が最も強調するメッセージをいかに

訳語に含めることができるかということ。

すなわち訳語の言語能力が試される…

英→和で言えば重要なのは日本語です。

 

そして最も大事なのは原文の理解に

必要なバックグラウンドの知識

どれだけ持っているかということ。

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バックグラウンド?

現在勤務中の会社で翻訳/通訳をした際に

実際に起きたことをお話しします。

私が販売サポートをしている海外製精密機器の

1つに物体のヒステリシスを求める

試験用の機器があります。

 

…この言葉、ご存知ですか?(小声)

私は当時わかりませんでした(憤怒)

 

ヒステリシスとは、別な言い方をすると、「加える力を最初の状態のときと同じに戻しても、状態が完全には戻らないこと」を指す。

Wikipiedia – 「ヒステリシス」より

 

例えば金属製のバネを引っ張ると

通常は元の形に戻りますが、引っ張りすぎると

伸びきって元に戻らなくなりますよね。

物質がそうなってしまうのは

果たしてどの程度の力か。

ということを調べる機器です。

 

さて…今まで理数系の勉強を怠っていた私が

入社直後の仕事としてこの機器の説明を

外国人技術者について行ったわけですが…

もうお分かりですね…orz

 

つまり簡単に言えば

母国語で理解できていないものが

外国語で理解できるわけがないのです。

そのためまずは原文のバックグラウンドの

知識をいかに貯蓄できているかが

訳のコツに繋がるということだと考えます。

 

というわけで今の会社でより勉強しているの

正直英語じゃなくて理科なんだよなあ…とか

思ったり…。

 

翻訳を独学から発展させたい

というわけで自分なりに

和⇔英で必要なことは何かを日々

考えながら過ごしてきましたが、

今一度、「プロの翻訳家ってどういう

考え方やルールで仕事をしているんだろう」

ということをさらに学習すべく、

講習を始める次第です。

 

講習内容はかいつまんで、

本ブログのテーマであるDTMのところに

あてはめながら紹介したい次第です。

そういえば単語集なんて作ろうとしてたな…

 

実は1番目の課題は終わらせているので

早速明日以降に共有したいと思っています。

 

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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