自作曲『トルバドール feat. さとうささら』と自分流の民族風曲

自作曲『トルバドール feat. さとうささら』と自分流の民族風曲
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さとうささらさんを使った

楽曲第1号(大嘘)から2週間経ちまして

じわじわ再生・コメント・マイリス数を

頂いており誠にありがとうございます。

 

動画ナンバーや曲名でこっそりエゴサさせて

頂いておりますが概ね好評頂いてる模様。

皆様本当にありがとうございます。

 

そこでちょっとこの曲について語りたく。

トルバドールの題材

ボーカル入り楽曲については日が浅く、

自分にとって、自分が内包するものを題材に

歌詞を書くという事がまず難しかったです。

で、まず自分にできることとして

共感性や感情のアウトプットではなく、

一つのストーリーを作ろう!という試みで作りました。

 

で、そんな時ふと頭に浮かんだのが

『旅と出会い』について書きたいという事でした。

そして、その時に学生時代に愛読していた

『キノの旅』というライトノベルでした。

そしてこれが、私が中学生だった時に

図書館においてあった1冊です。

 

挿絵付き小説と特典CDという内容なのですが

本も楽曲も、当時の自分にとっては衝撃で…。

それからハマって当時出版されていた

キノの旅全巻を読み、流れて電撃文庫作品に

ハマり…、とそういう学生時代でした。

 

同時に流行っていたシリーズとしては

ブギーポップシリーズは有名でしょうか。

どちらも現行続いていて、かつ近年のアニメ化の

話題もあるようで…、凄い物です。

 

話を戻しまして、この曲については

旅と出会いと歌、それから思い切りポジティブで

優しい世界観を作ろうという想いを

音と歌詞に加えて、作っています。

 

しかし歌詞については特にだいぶ粗削り感凄い…。

言葉選びに迷いがあるというか何というか…。

数を作っていけば成長するものなのでしょうか。

民族音楽を作るときの音源選び

さて、伴奏について。

まずは、民族調の曲を作るという事に関しては

下記のように音階による要素が強い、とされています。

数々の高クオリティな民族調を作る

水里さん(@acua_piece)の記事を引用させて頂きます。

 

ケルト音楽の音階について ~ざっくりと~

 

かなり詳細な記事なので一読を超オススメ。

 

この他にも日本の陰陽旋律や沖縄民謡等のような

8音の中の一部を多く用いるような旋律も…。

 

しかしながら私が作るのは主に民族”風”ポップスです。

なので旋律よりも音源選びや重なり方に重きを置いて

異国感を出すことを試みています。

 

まず第一に、北欧系の楽器を選んで“ユニゾン”させる。

トルバドールでは、イントロと2回目のサビの後ろ側で

フルート/フィドル/バグパイプを重ねています。

このユニゾンさせるというのがミソです(たぶん)。

適当にサンプル曲を1つ。

これはアイリッシュ・ジグと呼ばれる

3拍子(8分の6)によって演奏されるケルト音楽の1つ。

 

聴いていただけるように、シンプルなギターのコードに

フルートを主人公として、後からバグパイプ、フィドルが

同じフレーズを奏でるという物です。

 

俗にいうケルト音楽はよくこの、同じ旋律を

様々な楽器隊が一斉に演奏するユニゾン手法

主流となっています。同じ旋律を奏でる事によって

生まれる一体感がすごく素敵。

 

話を戻して、トルバドールのサビ2回目後の間奏部分。

フルート/バグパイプ/フィドルに加えて

ハープシコードも織り交ぜてユニゾンさせています。

 

そしてこのフレーズをアウトロの8小節に持っていった

ところ、凄く響きが良かったのでそのまま導入。

結果的に『旅の思い出の一節を思い出す』みたいな

感じに説明出来そうなフレーズになったので

すごく気に入っています。

個人的感想…自分でも好きな音が作れた

結論としては、この曲については

自分の好きな音の作り方が思いっきり出来たので

ものすごく満足です。

特にサビ2回目のユニゾンパートと

その後の間奏の箇所は個人的にお気に入り。

次もささらさんを使ってボーカル曲を作るときは

こういう音作りをやってみたいなあと思います。

 

最後ですが、個人的に

気に入っている/参考としている

民族”風”または民族曲のアルバムを載せておきます。


 

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