iZotope製品セミナーで注目度の高かった機能をピックアップ紹介

iZotope製品セミナーで注目度の高かった機能をピックアップ紹介
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ミックスプラグインを開発している

アメリカ、ボストンiZotopeの

国内販売を担当している

TACSYSTEM社から全国的に

iZotope製品に関するセミナーを好評実施中です。

 

私は島村楽器梅田ロフト店さんと

同社の神戸三宮店さんで拝聴しました。

梅田の時のレポートはこちら↓

iZotope製品セミナー(Neutron 3/Nectar 3/Ozone 8/RX 7) 6月9日の参加簡易レポ。

 

で、続けて神戸三宮店さんで

参加してきたのですが、

正直内容がほぼ同じだったんですよね…。

まあ同じ講師の方だったんで仕方ないですが。

 

なので、神戸のレポートを書いても

内容が過去のものと全く同じになるので…

 

周りの参加者の方から聞き込みして

「これは知らなかった!」という

機能だけピックアップして

詳しく書いてみようかと思います。

Alt Solo(オルト・ソロ)機能

iZotope製品における

Neutron 3/ Ozone 8/ Nectar 3に共通する

内容として、プラグインのEQ画面の中で

WindowsだとAlt、MacではOptionキーを

クリック、ドラッグすることで

その周波数帯だけを再生することができます。

 

上記はEQ画面です。この画面の中で山型に

白く強調されている部分があるのが見えます。

 

これはAlt / Optionキーを押しながら

EQ画面をクリックすることで、クリックした箇所を

山の頂点としてその帯域のみを再生する機能です。

 

これにより設定の変更なく、音作りのために強調すべき、

マスキングを避けるよう減衰すべき箇所を

確認することができる機能となっています。

 

セミナー講師の方も一押しの機能でした。

コーデック・プレビュー(Ozone 8)

マスタリング・プラグインのOzone 8には

“Codec Preview”(コーデック・プレビュー)という

MP3またはAACの非可逆圧縮の音声ファイル

出力したときの音声ファイルの状態を

シュミレートできる機能が備わっています。

右下の”Codec”ボタンを押すことで上記のような

画面が開きます。そして各ファイル形式や

ビットレートで出力したときの音を

シュミレートして再生することが可能です。

 

また、”Solo Artifacts”ボタンを押すことで

設定したコーデック環境によって失われる音だけを

再生することが可能です。

 

言い換えれば、設定したコーデックによって

どれほどの音が失われるのかを比較することができます。

もしSNS等で音声を掲載するときに

ファイルの出力形式に悩んだら、

この機能を活用できます。

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リファレンストラック付自動マスタリング(Ozone 8)

iZotope Ozone 8の話を周りに聞いていると

「自動マスタリングとは言っても

結局はiZotopeが決めた設定だしな~…」

という声をよく聞きます。

 

しかしリファレンストラックを使った

自動マスタリングは出来るんですよ!

不思議と知られてないらしいんですが!!

自分の好きなリファレンストラックを読み込むと

下の青枠にその曲の波形が表示されます。

好きな場所を選んでから”Master Assistant”を

押下することでその箇所のピークなどの情報をキャッチして

それに沿った自動マスタリング設定を行ってくれます。

 

Ozone 8のスタンダードなマスタリング、

特にCD設定だとノリ波形になりがちなんで

それを避けたいときにこれめっちゃ便利!

 

結論

という事で便利機能の紹介でした。

iZotope社の自動〇〇機能については

だいたい全国平均80点ぐらいを目指す

機能として比喩されているようですが…

 

今の機能を活用すれば自分の好きな基準で

より精度を高めることもできそうです。

是非試してみてください。

 

今回話の多かったOzone 8 Standardの

リンクを掲載しつつ、今回はこの辺で。

 

Ozone 8 Standardを購入する

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⇒⇒サウンドハウス

 

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