Waves Blogより紹介『DAWミキシングセッションをより良く整理する10の方法』

Waves Blogより紹介『DAWミキシングセッションをより良く整理する10の方法』
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DAWでのミックス作業を

簡略化して時間短縮を図ることを

目的として書かれた便利記事がありました。

一部和訳、要約してご紹介します。

 

Waves.comのブログから

“10 Ways to Better Organize your DAW Mixing Sessions”

『DAWミキシングセッションをより良く整理する10の方法』

引用元ページはこちら。筆者:Mike Levine

 

記事内の文章は以下のように分類します。

 

記号なし…自身で要約した文章

『 』…本文の和訳

“ ”(太字)…本文の引用

 

ではここから記事の内容に入ります。

 

DTM作業において、

『整理された状態を保つことは不可欠である』

“Staying organized is crucial.”

 

1. 各トラックに色付けしよう

“Color-code your tracks”

DAWにはトラックごとに色を付ける

機能があります。

トラックごとに色を付けて、

その色と音を頭の中で

リンクさせると整理されます。

そして、

 

『一度やり方を決めたら、

その方法を付き通そう』

“once you choose a system,

stick to it from song to song.”

 

常にどの音/トラックに

どんな色をつけるか決めておけば、

 

『次第に各トラックが何色かを

記憶するようになる』

“you’ll soon memorize what color

each track type is.”

 

2. 一貫性を持ってミックスを編成しよう

“Arrange your mix consistently”

 

『よりミキサーの設定に精通するように

なれば、より早く、より確信をもって

取り掛かることが出来るだろう』

“The more you get familiar with the setup of

your mixer, the faster and more confidently

you’ll be able to get around on it.”

 

3. ワークフローを明確にしよう

“Define your workflow”

 

『よりワークフローを繰り返し出来るように

なれば、より一貫した結果を得られるだろう』

The more you can do to make your workflow

repeatable, the more you’ll be able to get

consistent results.

 

4. セッションのテンプレートを使おう

“Use a session template”

 

『- モデルとなるトラックを作成(または複製)、

作成済の多くのステレオ/モノトラックから始める

– 一貫して同じMIDI楽器を使っている場合は

テンプレート内のトラックに設定する。

そしてマスタートラックにはよく使う

エフェクトが挿さっているか確認

(バイパスあり/なし、マスタートラックを

使用して音作りをするかどうかにかかわらず)

AUXバスに複数のリバーブを用意して、

サブグループとVCA(音圧調整プラグイン)

準備しておくと良いでしょう。』

 

5.プラグインチェーンとチャンネルストリップを保存しよう

“Save your plugin chains and channel strips”

 

トラックのエフェクトチェーンの選択、

特にトラック数が多ければ、時間を使う要因の

1つとなりうるため、トラック/音に合わせて

エフェクトをあらかじめ決めて

チャンネルストリップとして保存しておくと

時間の節約が出来ます。

(厳密には、同じ種類の楽器であっても

完全に音が一致するわけではないので、

全て使いまわす事は出来ませんが、

まずはエフェクトを使って音作りする

入り口にはなります)

 

WavesではStudioRackという

フリーソフトウェアを用意しており、

1トラックあたり8エフェクトの

Wavesプラグインを読込、保存をする

便利ツールを用意しています。

 

6. 録音用ドライブを整理しよう

“Organize your recording drive”

 

単純な事ではありますが

録音済ファイルは決められた場所

保存しておくのが重要です。

もしこれがばらけると、次に

プロジェクトファイルを読み込んだ際に

データ欠けが生じます。

 

7. 少しずつ(付加的に)保存をしよう

“Save Incrementally”

 

この記事ではプロジェクトを小分けして

セーブする事を推奨しています。

これはミックス作業が進んでいった段階で

作業にふと違和感、欠点に気が付いた際に

何らかの巻き戻し修正が

必要になった時のためです。

そのため、プロジェクトファイルを

小分けにして、且つ、

ファイル名に補足を入れておく事

推奨されています。(ボーカル_-3db)等。

 

8. テンポをファイル名に入れよう

“Put the tempo in the file name”

 

これはもし、他のミュージシャン等に

ファイルを送信して曲情報を伝える際に便利。

 

9. バウンスしたミックスをファイル名と一致させよう

“Name mix bounces to match file names”

 

何回目のミックス(バージョン)かを

ファイル名に付けることによって、

他者(クライアント)の気に入ったミックスの

バージョンとを一致させやすくしましょう。

 

10. 今後の事を意識したプロジェクトアーカイブ(意訳)

“Future-proof your project archives”

『直訳: 将来性あるプロジェクトアーカイブ』

 

作曲/ミックスを終えた段階で

最終保存するのみでは不十分であると、

記事では語っています。

同じDAWやプラグインに

アクセスできなくなった場合でも

同じプロジェクトを開けるように

保存しておきましょう。

以下の事をオススメしています。

 

各トラックの最初から最後までのを

オーディオファイルとして保存した、

プロジェクトの別バージョンファイルを作る。

そうすると他のDAWでも開けるようになる。

(この時、可能であればバイパスとエフェクトを

通した音を両方保存しておけば次の機会に

当時のミックスの方向性を再確認出来る)

– そしてファイルはアーカイブVer. として

使用したオーディオ/エフェクトのみを残した

状態にしておく。未使用ファイルについては

容量保存のため削除する。

(削除時は巻き戻しが出来ないため、

十分に注意が必要です。

DAWによっては未使用ファイルだけ

削除する機能がついていることもある)

 

終わりに

少し長くなりましたが

いかがでしたでしょうか。

ここでは一部抜粋として書きましたが、

元記事はGoogle翻訳でも十分理解は可能な

内容なので、一度閲覧頂くことをオススメ。

 

もう一度貼っておきます。

元記事はこちら↓

Waves.comのブログから

“10 Ways to Better Organize your DAW Mixing Sessions”

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