DTMer特有の病と、解放される方法

DTMer特有の病と、解放される方法
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1曲出来た時のワイの代理写真くん.UC

DTMerによくある病 其の1

作曲を行う人の、その進捗を邪魔するものには

「モチベの低下」「近場にある娯楽」「飽き」等等、

それぞれあるけれども、自分にとっての

1番はこれだと思っています。

 

「気に入ったフレーズを聴きすぎる」

 

例えば超こだわったフレージングだとか

自分が聴いてて気持ちのいいサビだとか

自分の好きな楽器がふんだんに使われているだとか

理由は色々あれど、とにかく聴いてて心地が良すぎる。

こんな顔してると思います。

 

その結果、その場所から進まない。

『ここ作った俺天才じゃねえかな』とか

ふざけたことを何度もほざきながら、延々とそのフレーズを

聴き続けるあまり次のフレーズが思いつかない。

そこがうまく行き過ぎたせいで…!

と、頭が錯覚しているせいで!

 

どちらかというと病と表現するよりは

中毒と呼ぶべきではないでしょうか。

そう、麻薬ダイナモ感覚。

DTMerによくある病 其の2

さてこの『俺天才じゃねえかな』を引きずったまま

曲を作り続け、1曲完成させたとします。

“ミックスも含めて”。

さぞかしこんな気分でいることでしょう。

 

さてここでこのDTMerの取る行動はなんでしょうか。

『俺は天才』…まだ麻薬が抜けきっていません。

よって自分の曲を1曲通して延々とループし続けます。

そしてエンドレス…ご満悦モード…!!

 

麻薬も抜け切って満足しきったDTMer…

そして一晩眠りについて目覚めた瞬間っ…!

襲い来る、次のステップ…!!

 

『あれ、ミックスがおかしい…!?』

 

やり直しっ…!ご満悦に浸っていた数時間…!

完全に無駄っ…!

作曲中のDTMerの自己陶酔のしやすさ

以上、これが私なのですが。

共感できる方はいらっしゃいますか…。

 

作曲している最中または完成させた後の自分は、いわゆる。

ンーーー、改めて考えると凄いな、って思うなあ俺はやっぱ。

凄いなあと思うなあ。

曲も書けちゃうしさ、

色んなソフトウェアも触れるし、

ほんでーミックスだって出来ちゃうでしょ?

なかなかできないよ、そういうことは。

 

どこかで聞いたような台詞をずっと呟いているわけで。

 

これは、

『音楽製作をする状態の耳を保ちすぎて脳がマヒする』

これが理由にあると自分は思っています。

 

自分の理論ではプロアマ問わず作曲家は

『純粋に楽しむための耳』と

『製作をするために音を細かく聴き分ける耳』の

2つの音楽の聴き方(耳)を持っていて、

楽曲製作を通じて後者を続けるがあまり、

耳や脳が疲労を起こしてマヒするんじゃないかと

自分で考えています。そして加えて、自分にとって

心地の良いフレージングを自分で用意したら…。

自分で麻薬栽培してるようなもんです。

解決策はただ1つ

「今日は休め。」

そして一晩寝ましょう。

 

曲を寝かす、というワードがありますが

実際は自分が寝て冷静になる事の言い換えではないでしょうか。

どちらにしても一時休憩を設ける事で

麻薬フレーズからの脱却と脳や耳の疲れを癒すタイミングを

作ってあげる事で曲の質や製作効率が上がるのでは…。

という推論。

 

特にミックスは一晩寝かした方がいいですね…。

俺天才じゃね?のテンションを残したまま

音楽動画上げたりするとロクなことがない…。

一度冷静になってからのミックスのが大抵上手くいきます。

 

以上、戯言をつらつらと、でした。

たまにはこういう事も書きたくなります…。

あ、そうだ。名言をくれたシュワちゃんのDVD

貼っておきますね。

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